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スマートフォンサイトをデザインする前に

先日の記事で触れた都民ファーストにあやかりモバイルファーストが流行語大賞に残念ながら選ばれませんでしたが、ここでは続モバイルファーストとして、今後スマートフォンに力を入れてリニューアルを検討されている方に今回は、スマートフォンサイトをデザインするまでの流れを重要なポイントをあげてお話しします。デザイン以降の流れについては別の機会に触れたいと思います。
最初の取り掛かりで最も大切なポイントが目的を明確にすることです。例えばお問い合わせを増やしたいということであれば、しっかりとユーザー目線で「使いやすさ」を考えることが大切です。次に大切なポイントとなるのが、ターゲット選びです。グーグルアナリテックス等の解析ツールを利用されている場合は、スマートフォンからどのような年齢、性別、ライフスタイルの人がアクセスしているのかを分析し、その結果、例えば某お菓子サイトで「スマホユーザーは、小中学生の子供を持つ35-44歳の母親が多い」というように誰がスマホを利用しているのかを知ることができます。
目的とターゲットが明確になったら、気になる同業他社のサイトをチェックして、ベンチマークしながらサイトのイメージを明確にしていきます。次にPCサイトのサイトマップ(サイト内のページリンクをまとめたもの)を見直します。先ほどのグーグルアナリテックス等の解析ツールを利用されているのであれば、ここでは、ページ別に訪問者数、直帰率、ページビューを表にしてまとめます。この中で優先度の高いページを目立つ位置になるようサイトマップを修正していきます。ご存知のようにスマートフォンは上下で移動しながらコンテンツを読んでいきますのでそのことを前提にどのような構成にすれば使いやすいかを考えることがとても大切なポイントになります。
mark-516277__180「目的」「ターゲット「競合他社のベンチマーク「サイトマップの見直し」が終わりましたら、設計書(ワイヤーフレーム)を作っていくことになります。設計書は、トップページなどの画面構成を図で組み立てるものになります。スマホサイトの骨格になる大切なポイントです。ここまで進んでデザイン作成という段階になります。スマートフォンサイトのデザインする前に「目的」から「設計書」のプロセスをしっかりと踏んでいくことでデザインがユーザー目線のものに仕上がり、スマホサイトを立ち上げる「目的」に繋がります。ぜひ、これからのスマホサイト制作に活かしてみてください。